こんばんは、板坂です
また台風が近づいてきていますね現場に支障が出ないと良いのですが
先日、小川町のN様邸で屋根の修繕工事を行いました
現調時の写真です。最近の屋根ではあまり見かける事はない、風切丸という瓦がずれていました
私は恥ずかしながら、こういった瓦は意匠的に付いているものかと思っていましたが、実は妻側の風を分散させて瓦が強風で飛ばないようにと、付けられているものなんですね
昔の職人さんの知恵とは凄い物です
風切丸を外してみると下地はしっかりしていたので、今回は桟木を固定し積替えて、南蛮漆喰とビスで固定していきます
ビス固定完了後瓦の端にあるケラバ瓦と、軒先の瓦は併せてビス固定しました
棟の漆喰も詰替えを行いました写真の左側は施工前で、右側が施工後です
(工事前)
(工事後)
(工事後南面)
これで、安心ですねやっぱり、風切丸が葺いてある屋根は見栄えがいいものです